箱ワナでイノシシゲット!×2 [有害鳥獣駆除]
8月25日早朝、因島中庄町の箱ワナにイノシシが入ったと連絡がありました。
狩り用のウエアーに着替え、ポリタンクに水を入れ、電気ヤリの状態とバッテリーなどをチェックして出発。
あまり暴れないので、雌イノシシでしょうね。檻の近くの物陰から相方の雄イノシシがこちらを観ています。
近づいていくと、林の中に逃げていきました。雌イノシシに未練があるようです。
初心者のころ先輩ハンターから教わったことがあります。「つがいの2頭のイノシシが居たら、雌イノシシから撃て。雄イノシシは雌イノシシに未練があるので、すぐには逃げずに近くにいるので、もう1頭獲れることがある。
雄イノシシから先に撃ったら、雌イノシシはさっさと逃げてしまう。雌は薄情なんだよ…。」
そのハンターはバツイチさんで、しみじみと語られました。
とにかく、付近には民家が多数あって、撃つことはできません。
水をたっぷりかけて、電気で止めさしをしました。一瞬で硬直状態から昇天!
この方法が一番、苦しむ時間が短いように思っています。
体重は40㎏の雌イノシシで、子育ては終わったようで、そろそろ脂がついてきていました。
ふっくらとして食べ物も上手に見つけているようで、食べると美味しそうなイノシシでした。
水槽に付けて、冷やすために大型の氷(1個300円)3個も入れて、水温が上がらないようにしました。
家に帰り、仕事をしていると今度は重井町の箱ワナにウリ坊が入ったと連絡がありました。
仕事の都合で、午後3時から処理に向いましたが、一番暑い時間帯で大汗をかきました。
箱ワナの中には、水たまりが出来るほどなので、水をかけずに電気とめさしを行いましたが、利きが悪く、苦しませてしまいました。やはり体に水をかけてやった方が良いようです。
レオ君を訓練に連れて行きましたが、あまり鳴きません。箱ワナのまわりをぐるぐるしていましたが、4回ほど「ワンワンワンワン」と言ってくれました。少しづつ仕込んでいきましょう。
体重は11㎏。焼却処分にしましょう。
午後6時ごろから、数人にさばくのを依頼しましたが、都合がつかないので、M工業所さんにプレゼントになりました。
腰が良かったら、ワンちゃん用のお肉や骨がとれたのですが、残念でした。
自分で解体するのは、もう少し体調を整えてからにしましょう。