くくりワナでイノシシ駆除 [有害鳥獣駆除]
12月19日民家の近くでイノシシの有害駆除を行いました。
賢いイノシシで、箱ワナを設置しても入りません。
民家の近くでは止めさしに銃の使用が認められません。住民からは危険なのでイノシシを駆除して欲しいと要望されますが、止めさしに銃が使えないので、弓矢やボウガンでの止めさしを要望していますが、尾道市が認めてくれません。
仕方がないので、電気か槍で止めさしをすることにしました。
現場の竹やぶに行くとイノシシが見えません。
おっと、竹の陰に隠れていました。イノシシも人間が怖いようです。
鼻くくりの道具の部品の一部が、どこに置いたのかわからないので、槍で止めさしをすることにしました。
まず、ワイヤーのかかり具合をよく観察して、前足の足首にシッカリとかかって居るのを確認。
枯れた竹でイノシシの頭をさすりながら、上を向かせてあごの下を槍で刺して、2度目に動脈が切れました。
直ぐに現場を離れて、10分ほど待つと、虫の息でした。
下を向いているので、のどを槍で刺せないので、オーエスピー商会の二股の電気ヤリを首筋に刺して、20秒。
完全に絶命しました。念のために、再度血抜きを行いましたが、槍の傷で大量に血が抜けているので、少量しか血が出ません。
近くの住民の方にも手伝っていただき、車に乗せました。
箱バンのバンって、万能のバンですね。
処理場で体重を量ると、脂の乗った雌イノシシで、72㎏でした。
美味しそうな良い肉なので、一人でさばきたいところですが、処理場で一人でイノシシを移動させていると、少し腰を痛めたようなので、M上君に解体を任せて、明日の狩りに備えましょう。
「君子危うきにも、銃を使わず。」何か良い方法はない物でしょうかネ~。