砂防ダムの底でイノシシゲット

2月7日午前9時ごろからのんびりと、友人のＳ野君と猟犬レイ君・ががちゃん・「海」君と大山峠から奥山に向けて、イノシシ狩りに行きました。

3度ほどイノシシとの出会いがありましたが、毎回おしい所で逃げられてしまいました。奥山の頂上で島外のハイカーと出会い、奥山や白滝山や地蔵鼻の話をさせていただきました。大きい山登りの会の偵察隊との事で、近々会員さんとバスで来られるそうです。奥山から大山峠までご一緒しました。

大山峠の自動車を停めている所にまで帰りましたが、ワンちゃん達は、イノシシを追いかけてどこかに行ってしまい、ＧＰＳにも反応がありません。お昼になったので一度家に帰り、食事をしてワンちゃん達を迎えに行きました。ＧＰＳの反応を見ながら車を流していると、三庄町2区の砂防ダムの方で反応がありました。砂防ダムのすぐ下まで車で行くと、エンジン音を聞いて、ががちゃんが迎えに来ました。長時間イノシシを止めていたようです。「海」君も様子を見に来ました。

砂防ダムの横の急斜面を登って底を見ると、ダムのすぐ下の中央で、レイ君がイノシシに噛みついて止めていました。レイ君の倍ぐらいあるイノシシなので振り切って逃げるかと思いましたが、イノシシも疲れているのか動きが鈍く、レイ君を振り切ることが出来ません。イノシシが逃げないようなので、10ｍまで近寄り、撃とうと構えると、レイ君を振り切って逃げようとします。レイ君とはなれたので頭を狙って1発発砲。

当たりましたが、倒れません。急所から外れたようです。すぐにレイ君が近寄って噛みつき動きを止めました。2ｍまで近寄り、再度頭を狙って発砲。今度は倒れました。

イノシシを前にすると普段はボケ顔のレイ君も、キリリとした、戦闘モードになっています。防刃ベストもよれよれになっていますが、耳から血が出ているだけで、大きな傷はありませんでした。

血抜きをして、ホッとすると、大変なことに気が付きました。砂防ダムからイノシシを引き出すには、45度ぐらいの斜面を10ｍほど引き上げなければなりません。3ｍほどは引き上げられましたが、足場が悪くそれ以上は上げられません。

Ｓ野君に電話を掛けて、小型のチェンブロックを持ってきてもらってやっと引き上げられました。

 

処理場で量ると４３㎏の雄でした。