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傷だらけのイノシシ [有害鳥獣駆除]

3月6日イノシシを解体しようと、処理場に行くと、瀬戸田・因島猟友会の駆除班のメンバーが、イノシシ2頭を駆除していました。1頭は60㎏。もう1頭は90㎏の大猪ですが、体中に傷が付いていました。雌を巡って雄同士の闘いで、お互いの牙で戦った後でしょうね。天敵がいないイノシシさんですが、それなりに厳しい面もあるのでしょう。

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上と下との牙を摺合せ、触るだけで指が切れそうなほどの鋭い牙でした。

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処理場が詰まっているので、大山峠に散歩を兼ねて、ががちゃんにGPS、海君にGPSと防刃ベストを付けて、池の横から、放しました。レイ君は傷が治っていないのでリードを付けたまま、オオシダの下を登って行くと10分ほどでががちゃんがイノシシ発見。海君も参戦。レイ君を樹に繋いで、銃を背負って急斜面を登り、シダの下でマチに入りました。10分ほど海君とががちゃんがシダに向かって吠えたてます。シダの中で「ブゴー、ブゴー、ブゴー」雄イノシシ特有の声が聞こえます。海君を呼んで下から吠えさせると、イノシシが動いてシダも揺れ始めました。海君が吠えながらシダの中に入って、少し経って、ドドドドと逃げてきました。続いて灰色の塊が「ゴォゴォゴォ」と地響きをたてて降りてきました。100㎏近い大猪です。海君と重なっているのですぐに撃てません。距離が10m位で、イノシシが私に気づき、横に走って逃げ始めました。後ろ姿に向かって発砲しましたが、ハズレでした。

足場が悪いので、樹の上に居たのが失敗でした。樹の陰に隠れていれば、もっと近くまでイノシシが来たでしょう。残念ですが、まあ1頭ワナで獲れているので良しとしましょう。60㎏の雌イノシシは脂ものっていそうなので、娘や息子に送るので、新人さんの練習台にはもったいないので、内緒で一人で捌きました。


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発情している雄猪は匂いもキツいし、あちこち傷だらけで化膿していたり、かなり厄介なようですね。こちらはもう少し猟期があるので、牝猪を何とか獲りたいです。
by お名前(必須) (2016-03-08 20:49) 

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