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ドッグマーカーの捜索 [狩猟]

9月27日10時過ぎから、海君に付けていた、ドックマーカーを捜索に向かいました。やみくもに探しても見つからないので、株式会社マツダコーポレーションさんの狩猟用超小型方向探知機を使用しました。

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以前猟友会で購入していたものですが、あまり利用されていませんでした。私が使っていたものは倉庫の火事で焼失してしまったので、他の方の物をお借りしてきました。

探知機を使用する前に、車で走って、ドッグマーカーの大まかな位置を把握します。次に500~1.000m位離れた高台から、慎重に方向を探ります。周波数を合わせたのち、受信感度を調整します。最初はAUTOモードで方向を探り、次にマニュアルで受信感度を下げて、地図上にラインを引いておきます。

次にラインの90度直角な方向からも、方位を調べラインを引いて、交差する位置が探しているマーカーの位置となります。しかし、注意しなければならないのは、大きな岩などの横にある場合、そうは簡単に行きません。交差した場所の大体200mの円の中だと考えた方が良いでしょう。

交差した地点に向かい、再度方向を探りラインを引きます。また真横からも方向を探り、その交差した場所を探します。

平地であればこの繰り返し3回ぐらいで、10m以内に特定できますが、山の中では、もう少し地形を考慮しなければなりません。今回も100m以内は絞り込めましたが、なかなか見つかりません。スイッチを入れて四日以上たっているので、省エネモードの間欠で電波が出るので時間がかかります。斜面をはいずり回って、3時間後、やっと発見しました。

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砂防ダムの内側の壁のすぐ横でした。壁で電波が反射するので簡単に見つからなかったようです。一筋縄でいかない場合は、大きな岩の近くや、窪地などをチェックすると良いでしょう。これでGPS3回、ドッグマーカー3回、ワナ用無線機1回の捜索に成功しました。

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捜索の秘訣は、まあ最後まであきらめない事ですネ。

ベルトを調べると、穴の所が裂けていました。イノシシに噛みつかれ、振り回されたのでしょう。海君の頑張った証拠が見つかったので、お肉を多めにやりましょう。


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