夜間のイノシシの電気止めさし [有害鳥獣駆除]
3月15日午後7時過ぎ、土生町郷区の住宅地の箱ワナにイノシシが入りました。ガチャンガチャンとイノシシが暴れてやかましいので、夜間ですが電気で止めさしを行いました。
オーエスピー商会の二股の電気止めさし器を使用しました。
オーエスピー商会の二股の電気止めさし器を使用しました。
体重43.8㎏の雄イノシシでした。
30日の土生町お花見会で、竜田揚げになる予定です。若いイノシシなので美味しいと思います。
食べてみたい方は、午前10時から12時まで、旧土生保育所の会場にお越しください。試食会は無料です。
猟犬とGPSを使ったイノシシ猟の今後 [有害鳥獣駆除]
3月14日広島県尾道市では、イノシシ猟は11月15日から翌年の2月末日までで、3月1日から3月31日までが2019年度の有害駆除となり、4月1日から11月15日までは2020年度の有害駆除となります。
外国製のGPSは性能が良く駆除の効率も良いのですが、国内の電波の周波数割り当てから逸脱しているので、使用できません。世界無線通信会議などでも、調整は出来ないでしょうから、当面は国産のGPSを使う必要があります。
初期のフルノ製のGPSから使用していますが、他の方が使用しているGPSとは性能が明らかによくありません。
実際に山林で使用すると、GPSの範囲は良く届いて約1.000m。最悪は200mでもGPSの範囲外になってしまいます。
複数の狩猟者が山に展開している場合は、お互いのGPSが情報を共有するので単独で使用するより範囲が広がるそうです。数人で駆除をする場合は、この機能が生かせません。
猟犬が大型のイノシシと遭遇した場合には、少しでも早く、寄り付かないと大怪我や死亡事故につながります。
ネックとなっているのは、
①GPSからの出力が低い事。
②使用できる周波数帯が5波しかない事。
対応策としては、
①猟犬を訓練して500mより離れないようにする。(リリーちゃんを訓練しています。)
②受信アンテナを指向性の高いものに変更する。(電波法をチェックする必要あり)
③複数のGPSを用意して、猟場のあちらこちらに設置しておく。(電波がよく飛ぶ山頂が望ましい、お金がかかるなあ~)
④緊急時には、GPSをドローンで飛ばして猟犬の位置を探索する。(大型のドローンが必要です。)
⑤狩猟用でないGPSを使用する。(迷子防止用GPSを利用する。防水性や使用料、携帯電波の届く範囲しか使えない)
⑥イノシシの獣道に、網を張って猟犬で追い立てて、絡ませと取る。(猟犬も網にかかりそうです。)
もっと良いアイデアがあったら教えてください。