女神置き時計修理 [お仕事]
10数年前の女神置時計の修理が入りました。
電池をチェックして様子を見ましたが、ピクリとも動きません。こんな時は電子回路の不具合が一番怪しいのですが、油の汚れや、ごみが歯車に詰まって止まる場合もあります。メーカーに修理に出すと、年内に間に合わないので、ダメもとで分解して洗浄し、注油して組み立ててみました。
電池の漏液による断線はありません。
歯車と電子回路が見えるまで、分解しましたが、不具合は見つかりません。
全部分解すると、秒針の歯車の油が固まり、歯車がきしんでいました。
これは、洗浄すると何とかなるかと、注油しながら組み立てて、電池を入れてみましたが、ピクリとも動きません。
しまった、やはり電子回路のの不具合でした。お客様には、年越しの修理になるとお話しして、メーカー修理にしました。
2019-12-24 19:29
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コメント(2)
音叉時計(腕時計)を分解修理に出しています。
4か月かかるそうです。
by 常盤万作 (2019-12-25 19:46)
おそらく、本社工場での修理でしょうね。若いころはシチズンの音叉時計の分解掃除をやっていましたが、今では手が決まらないので、音叉振動を歯車に伝えるバネの調整が、無理になりました。眼の衰えは、ニコンの双眼立体顕微鏡で、見えるのは見えますが、手の微調整が出来なくなりました。
細かい修理をするときは、数日前から金づちやペンチなどは使わないように、力仕事は控えていました。
by 因島のトラ (2019-12-27 18:12)