くくりワナ設置 [有害鳥獣駆除]
6月4日図書館周辺で親子のイノシシが目撃されるので、周辺住民の方から、対策を依頼されました。箱ワナを設置していますが、賢いイノシシで箱ワナには入りません。くくりワナを2か所設置しました。
一つは箱ワナの周辺の角の所に、弁当箱タイプを設置。
ワンちゃんの散歩はほどほどで切り上げました。
図書館の進入道路の時計台の周辺です。銃猟禁止地区なのでワナで対応です。
中心に深い穴を掘ります。
掘った土は、バケツに入れて、離れた場所に捨てます。
枠を置いて、大きさと深さを調整します。
プラスチックの大きさに合わせて、2段に堀り、枠がグラグラしないように、周りには落ち葉を詰め、土で覆います。
親イノシシを狙うので、割りばしは多めにセットします。
穴をシートを二枚でおおい、枠より大きめにワイヤーをセットします。ワイヤーは竹串で固定します。
罠の反対側の竹串は、長めにしておくと、ワイヤーが持ち上がる時にイノシシの足を括りやすいそうです。
この時点では、ワイヤーを固定する竹串は長いままにしておき、周りの表面の土をそっとかけ、穴を分からないようにします。穴を掘る時、根を切っているので、臭いを抑えるために井戸水などをペットボトルに入れておき、罠にかけて臭いを抑えます。
罠の前後に枯れ枝を置いて、ワナに足が入るように置きます。作業中はイノシシのスレを踏まないように、横から作業をします。この時期はやぶ蚊が凄いので、蚊よけ対策をしておきます。帽子から網をかぶったり防虫スプレーを使います。
イノシシがワナに掛かったら道路から分かるように、合法罠用無線機をセットします。http://www.wireless-nankai.com/net20-v5/
5台まとめて購入すると、お得です。最新型は、音声登録が出来るようなので、「イノシシが掛かったよ!図書館道路の2番です。」便利な世の中になりました。見回り時の危険が回避できるので、ワナ用の無線機は必需品ですね。
罠の設置のコツは、雨が降る前にセットすると、人間の足跡や、ワナの痕跡が消えるのでベストです。水を掛けて雨が降った状態を再現して、土の掛け方を加減しておきます。
2018-06-06 10:12
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