動くとイノシシに見つかってしまう。 [狩猟]
1月26日興味深い画像を見つけました。
補聴器販売時に、音は聞こえても言葉として認識できないお客様がいらっしゃるので、何とか言葉が分かるようにならないかと、ネットを調べていると、イノシシ狩りに応用できる画像を見つけました。
先生のお話では、「動いている物体は静止した背景から容易に分離でき、物体の認識を容易にします。保護色の蝶は静止していると発見するのは困難ですが、動くとすぐに分かります。図2はランダムドットで描かれています。静止した状態では全く図形は見えませんが、動きはじめるとリンゴの形が見えてきます。この現象はShape From Motionと呼ばれます。」との事です。シャープ フロム モーションという現象だそうです。
「動きによる形の知覚。動きが止まると形は見えない。(作成:海野俊平)」
点が止まっていると、リンゴの形は分かりませんが、動くと、くっきりとリンゴの形が浮かび上がります。
イノシシ狩りでマチについて、銃を構えて静止していると、イノシシは気付かずにすぐ近くまで歩いてきます。
しかし、撃とうとして射撃体勢に動くとイノシシはハンターに気付いて、くるっと背を向けて逃げ出します。
以前から、どうしてだろうかと不思議に思っていましたが、この現象だったようです。
2018-01-26 21:13
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